日に日に秋が深まっていきますね。ヘルニア、狭窄症、分離すべり症それぞれ特徴の症状があります。

皆様、こんにちは。

 

気温が下がってきて、すっかり秋になりましたね。

夜も薄手の毛布が必要な日も出てきましたが、風邪などひいていないでしょうか。

 

 

前回は腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症とはどのような状態か、

それによって神経が圧迫されておこる症状を坐骨神経痛と呼ぶという事をお話しました。

 

 

 

症状は似ていてもそれぞれ特徴があります

 

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今日はそれぞれの特徴についてお話します。

まず、どれも原因は神経の圧迫によるという共通点があるため症状は非常に似ています。

症状が出る場所は腰はもちろんお尻や太もも、ふくらはぎ、膝、足首、足裏と広範囲です。

(下半身ならどこにでも出る可能性があります)

また、下半身だけでなく背中の中ほど、肩甲骨の下あたりから、痛みを感じる方もいます。

 

痛む場所やその度合いも個人差があり、

軽い張りや筋肉痛くらいの痛みから何も出来ないくらいに激しく痛む方もいます。

 

神経が圧迫されているので、電気がはしるような神経痛を感じる方もいます。

これも動かしたときにピリッと電気が走るような感じや、

何もしてなくてもジンジンしびれる様な感じと人それぞれです。

 

上記のように、

腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症にかっぎた症状というのは

ほとんどありません。

 

ただし、症状に違いはありませんが、いくつかの特徴があります。

 

 

腰椎椎間板ヘルニア

 

左右片側だけに症状が出ます。

腰椎の神経の出入り口を圧迫するため、

圧迫している側の腰や足にだけ症状が出現する場合が多いです。

(複数個所、発症している場合は両側に症状が出現することもありえます。)

 

 

脊柱管狭窄症

 

最大の特徴は間欠性跛行です。

どういった症状かというと

数百メートル、数十メートル歩いただけで腰が痛くなったり足がしびれ歩けなくなり、

少し休憩をしたり、腰を曲げたりすると症状が軽くなり、また歩けるようになる症状です。

ひどくなると5~10メートルの距離も歩く事が困難になる場合もあります。

 

 

腰椎分離すべり症

 

腰椎が前方にすべる事によって神経を圧迫するため、

股関節を屈曲することで痛みが悪化する事が多いです。

 

具体的には低い椅子やソファーなどに座ると

股関節の曲がる角度が深くなるので痛みが強くなる方が多いです。

 

また、腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の人たちに比べ、

うつぶせに寝るほうが楽をいう場合が多くあります。

(基本的にはうつ伏せは腰にとって悪い場合が多いので気をつけてください)

 

 

 

これらはあくまでも、特徴的な症状です。

正確な診断はレントゲン等による画像診断や、理学テストが必要です。

 

症状がひどい場合などは適切な医療機関を受診しましょう。

 

 

 

 

 

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3つの違い分かりますか?病名と思っていたものは実は違うんです。

皆様、こんにちは。

お天気がよかった週末はどのように過ごしましたか?

 

当院近くの古賀神社は明日28日、29日の2日間は放生会です。

 

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今朝、出勤途中に古賀市役所の駐車場を見ると

明日からの屋台等の準備が始まっていました。

 

当院は明日の受付時間は14時までなので、

夕方くらいに屋台等を見に行こうと思います。

 

 

 

今日から数回にわたって、

椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症について

お話をしていきます。

 

腰や足の痛み、痺れを引き起こす代表的な3つの病名です。

これらの違いについてよく質問される事が多いのですが、

今日はこの3つの違いについてお話をさせていただきます。

 

まず、これらの症状の共通点は、脊柱の神経を圧迫する事によって症状を発生させているということです。

病名の違いは神経の圧迫の仕方の違いです。

 

腰椎椎間板ヘルニア

腰椎(腰の骨)と腰椎の間には、

椎間板と呼ばれるクッションの役割をしている組織があります。

その椎間板が負担や負荷をかけたことによって潰れてしまい、

近くの神経の出入り口を圧迫してしまい発生します。

 

 

脊柱管狭窄症

脊柱の中には、脊柱管という神経を通すトンネルがあります。

腰や背中に負担や負荷をかける事によって、

脊柱管が変形してしまい中を通っている神経を

圧迫してしまい発生します。

 

 

腰椎分離すべり症

腰や背中に負担や負荷をかける事によって、

腰椎(腰の骨)が変形して前方(おなか側)に

移動(滑って)しまい、知覚の神経を圧迫して発生します。

 

 

 

このように、神経の圧迫の仕方はそれぞれ違いますが、

骨や組織の変形などで、神経を圧迫してしまうという点で

共通しています。

 

これらの神経の圧迫によって、

発生する症状を坐骨神経痛と呼びます。

勘違いをしている方が多いのですが、

坐骨神経痛という病名はありません

 

腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症が

病名であり、これらが原因となって発生させる

症状のことを坐骨神経痛と呼ぶます。

 

ですので、

腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離すべり症の治療=坐骨神経痛の治療

ということになります。

 

 

 

次回からは、これらについてもう少し掘り下げてお話をしていきます。

 

 

 

 

 

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