皆さんこんにちは、鍼灸師の鈴木です。

今回は春の季節の変わり目で起こる体調不良の予防方法について紹介していきます。

〇バランスのよい食生活

食べ物の中には、自律神経を整える栄養素が含まれているものがあります。その食品を食べることで自律神経を整える効果が期待できます。

GABA

アミノ酸の一種で中枢神経で働く神経物質です。神経の高ぶりを抑える働きがあり、ストレスや運動時に高まる興奮を抑制する効果があります。通常、興奮状態では脳内のアドレナリンが活発になります。GABAはアドレナリンの分泌を抑制することで、自律神経のバランスを整えてくれます。

トリプトファン

人の体内では合成できない「必須アミノ酸」の一つです。精神を安定させて記憶力や集中力を高めたり、不眠の解消に効果があると言われています。

・ビタミンB群

ビタミンB群は自律神経を整える効果があり、中でもビタミンB6、B12を含む食べ物が重要です。

ビタミンB6は交感神経の興奮を抑える作用のあるセロトニンやGABAの生成に必要な栄養素です。

また、ビタミンB12は神経細胞の膜、つまり自律神経の材料となるビタミンです。また、細胞の遺伝情報や脂質の合成にも関与し、神経細胞の機能を正常に保つ働きがあります。

・ビタミンC、E

自律神経の乱れにより交感神経が優位に立った状態では、活性酸素が体内に溜まり副交感神経が弱るため、免疫力が低下してしまいます。そこで、活性酸素を減らす作用のあるビタミンC、Eを含む食べ物がおすすめです。

・カルシウム

カルシウムには、脳神経の興奮を抑える作用があります。体内のカルシウムの99%は骨や歯に存在しますが、残りの1%は血液中に存在しています。この血中カルシウムは神経の伝達が正常に行われるように保ったり、緊張や興奮を抑えてストレス緩和に役立っています。

血中カルシウムが少なくなると、骨のカルシウムを溶かすことで濃度が保たれるため不足することはありませんが骨からの溶出が多くなると骨がもろくなり、骨粗しょう症や骨折のリスクも上がるため、カルシウムを多く含む食べ物も積極的に摂るようにしましょう。

〇有酸素運動

有酸素運動をすると自律神経のバランスを整えるセロトニンが分泌されやすくなります。

しかし、普段運動する習慣のない人がいきなり負荷のかかる運動をすると体を痛めやすいです。

まずは負荷の低いものから始めるようにしましょう。

〇毎日、一定の睡眠時間を確保

睡眠の質も自律神経に大きな影響を与えます。

休日はしっかり寝ているが平日は寝不足気味…このようなライフスタイルだと睡眠を十分取ったとはいえません。毎日一定の自分にとってベストな睡眠時間を確保することが重要です。

〇浴槽で体を温める

自律神経によい影響を期待するなら入浴する際はシャワーだけで済ませるより、湯船に浸かって体を温めるようにしましょう。理想的な眠りにつきやすくなります。

就寝する90分前に40度の湯船に約15分間つかるといったように、入浴するタイミングと温度を意識することも大切です。

花粉症の症状にも自律神経が影響を及ぼす

花粉症の症状を和らげるには、接触する花粉量を減らしたり家に入る前に花粉を払い落としたりすることが有効です。

以下の基本的な花粉症対策をしっかりと行うように心がけましょう。

  • マスクをする
  • 加湿器や空気清浄機を使う
  • 部屋のお掃除をする

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