まだまだ寒暖差のある毎日、いかがお過ごしでしょうか?岩崎です。今日は患者さんに「寝ている時に急に足がつるのはどうすれば良いか?」と、よく聞かれることがあります。その原因と対処などについてお話していきます。

・ふくらはぎの血行不良が足がつる要因

 寒い冬の朝に足がつりやすいという方も多いのではないでしょうか?この季節につりやすい原因は「冷え」が大きく関係しています。

1 ”第二の心臓”とも呼ばれるふくらはぎ
 ふくらはぎは全身の血行を巡らせる大切な役割を持っています。冷えて、このふくらはぎの筋肉が凝り固まってしまうと、血流が滞り血行不良を引き起こしやすくなります。血行不良は足がつる要因の一つでもあります。真冬の朝方は気温がとっても低いので、自分でも気づかないうちに猫のようにぎゅっと縮こまって寝ていることもありますよね。すると筋肉は緊張状態となり筋肉の収縮に必要な栄養素が十分に届きにくくなります。

2 水分代謝とミネラル

 水分に含まれるミネラルは筋肉が働くための重要な役割をしています。ミネラルバランスが乱れると足の筋肉が硬直しやすくなると考えられています。また、水が不足していると血を巡らせることも出来ません。この「水」と「血」のバランスが乱れた状態が、足をつりやすくさせます。冷えると水分代謝が悪くなりむくみやすいですよね。実は「水」が少なくても足がつりやすくなってしまうのです。

・ こんな日に足がつりやすい!

1 激しく運動した日

 寒い時には運動をしてカラダを温めるのはとても良いことですね。ですが、たくさん汗をかいたり、筋肉を使った日は少し注意が必要です。汗とともに筋肉の動きを調整するミネラルが排出され筋肉疲労が起こりやすくなります。すると老廃物が溜まり、筋肉への血流も不足しがちです。そのままの状態で寝てしまうと筋肉がゆるまず夜中に足がつりやすくなってしまいます。「運動した日は足がつるんじゃないか」と不安になって運動不足になってしまっては本末転倒。運動をしないと筋肉が衰え、血流が滞り余計につりやすくなってしまいます。

2 身体が冷えた日

 冬は特に底冷えし足元から冷えが襲ってきます。しっかり防寒していても一日中外に居たりすると身体の芯から冷え切ってしまいます。そんな時は要注意!。 筋肉がカチカチに硬直してしまっているので、必ずお風呂に入って身体を温め筋肉を緩めてから休みましょう。

・ 今日は足がつりそうだと感じたら早めに予防

予防策1:足湯
 足裏にはたくさんのツボがあります。ツボは温めることでも刺激になるので、足元だけの足湯でもカラダ全体がポカポカしてくることでしょう。

予防策2:ストレッチ
 足首を向う側へ倒したり手前に曲げたりと数回ゆっくり繰り返します。寝ながらできるので寝る前におすすめです。

予防策3:締め付けないレッグウォーマー
 冷え対策として靴下を履く方もいますが、締め付けの強いものだとかえって血行を悪くしてしまうこともあるのでふんわりと包み込んでくれるレッグウォーマーのようなもので足首を冷えから守りましょう。

予防策4:就寝前の一杯の常温のスポーツドリンクや水
 人は睡眠中も発汗します。お休み前にスポーツドリンクや水などを飲んで水分と栄養分を補給しましょう。ただし、この時期の水分補給の仕方にも気をつけてください。水分は必要ですが、飲みすぎると逆にカラダを冷やしむくみや足のつりにつながります。できるだけ常温か温かいものを一口ずつゆっくり飲むようにしましょう。とにかく温めて、水分と栄養分を補給することが大事なのです。

今回はここまでです。是非参考にしてみてくださいね。

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