皆様、こんにちは。
朝晩の冷え込みが強くなり
暖房器具を使い始めた方多いのではないでしょうか。
明日はまつり古賀ですね。
前回の更新から間が開いてしまい、申し訳ありません。
今日は三大栄養素と呼ばれる
炭水化物、脂質、たんぱく質が体内でどのように
貯蔵されているかについてです。
炭水化物
私達がよく食べているご飯やパンに多く含まれているのが
炭水化物です。
炭水化物は消化吸収されると筋肉と肝臓ではグリコーゲン、
血液中ではグルコースという形で存在しています。
人間は約1500kcalのエネルギーを炭水化物として蓄えています。
肝臓で蓄えられているグリコーゲンは、
必要なときにグルコースに分解され、血液中に放出されます。
その後、グルコースは筋に取り込まれて、
グリコーゲンに再合成されるか、
ATPを得るために乳酸まで分解されるのです。
(→解糖系)(→有酸素系)
脂質
人間は、体全体で約7000kcalものエネルギーを
脂質として蓄えています。
食事により得られた脂質のほとんどは
体の中の脂肪細胞にトリグリセリドとして蓄えられています。
そして、運動時など必要なときには、
脂質はグリセロールと遊離脂肪酸(FFA)に分解され、
血液中に放出されます。
その中でFFAは筋に取り込まれ、
筋肉内のミトコンドリアにおいてATP産生のために用いられます。
(→有酸素系)
たんぱく質
たんぱく質は
他の炭水化物や脂質に比べるとエネルギー供給の割合は小さく、
持続的な運動をしている時に
全体の5~10%ほど供給に関与しているのみです。
食事等で摂取したたんぱく質はアミノ酸に分解され、
筋においてATP賛成に用いられます。
炭水化物と脂質の割合
運動ではエネルギー供給において、
各栄養素が用いられてる割合は一定ではなく、
行う運動強度、持続時間などにより変化していきます。
強度の高い運動では、脂質はほとんど用いられず、
炭水化物のみが唯一のエネルギー源となります。
一方、運動強度が低くなるにつれ、
脂質の割合が大きくなっていきます。
しかし、脂質だけがエネルギー源になる事はなく、
常に炭水化物による供給は行われているのです。
また、運動開始時には炭水化物の割合が大きいのですが、
運動を続けていくと、徐々に脂質の関与が大きくなっていきます。
古賀市、新宮町、福津市の皆様の健康を守る!!かづる鍼灸整骨院
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