皆様、こんにちは。

朝晩の冷え込みが強くなり

暖房器具を使い始めた方多いのではないでしょうか。

明日はまつり古賀ですね。

 

20151115_まつり古賀

 

前回の更新から間が開いてしまい、申し訳ありません。

 

今日は三大栄養素と呼ばれる

炭水化物、脂質、たんぱく質が体内でどのように

貯蔵されているかについてです。

 

 

炭水化物

 

私達がよく食べているご飯やパンに多く含まれているのが

炭水化物です。

炭水化物は消化吸収されると筋肉と肝臓ではグリコーゲン

血液中ではグルコースという形で存在しています。

人間は約1500kcalのエネルギーを炭水化物として蓄えています。

肝臓で蓄えられているグリコーゲンは、

必要なときにグルコースに分解され、血液中に放出されます。

その後、グルコースは筋に取り込まれて、

グリコーゲンに再合成されるか、

ATPを得るために乳酸まで分解されるのです。

(→解糖系)(→有酸素系)

 

 

脂質

 

人間は、体全体で約7000kcalものエネルギーを

脂質として蓄えています。

食事により得られた脂質のほとんどは

体の中の脂肪細胞にトリグリセリドとして蓄えられています。

そして、運動時など必要なときには、

脂質はグリセロール遊離脂肪酸(FFA)に分解され、

血液中に放出されます。

その中でFFAは筋に取り込まれ、

筋肉内のミトコンドリアにおいてATP産生のために用いられます。

(→有酸素系)

 

 

たんぱく質

 

たんぱく質は

他の炭水化物や脂質に比べるとエネルギー供給の割合は小さく

持続的な運動をしている時に

全体の5~10%ほど供給に関与しているのみです。

食事等で摂取したたんぱく質はアミノ酸に分解され、

筋においてATP賛成に用いられます。

 

 

炭水化物と脂質の割合

 

運動ではエネルギー供給において、

各栄養素が用いられてる割合は一定ではなく

行う運動強度、持続時間などにより変化していきます。

強度の高い運動では、脂質はほとんど用いられず、

炭水化物のみが唯一のエネルギー源となります。

一方、運動強度が低くなるにつれ、

脂質の割合が大きくなっていきます。

しかし、脂質だけがエネルギー源になる事はなく、

常に炭水化物による供給は行われているのです。

 

また、運動開始時には炭水化物の割合が大きいのですが、

運動を続けていくと、徐々に脂質の関与が大きくなっていきます。

 

 

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