先日緊急事態宣言が解除された地域もありますがまだまだ油断できない状況です。
人の動きが多くなることが予想されますので引き続き警戒するに越したことはないでしょう。

今回は自宅でできる腰痛改善のトレーニングをご紹介していきます。

自粛するにあたり自宅に居ることが増えた人も多いことでしょう。
しかしそうなってくると運動不足による身体の不調が出てくるのは必然。
とりわけ腰などは普段の生活でも負担のかかりやすく、在宅勤務などでデスクワークが増えている人は特に注意が必要です。
腰周辺の筋力の衰え・柔軟性の低下により背骨を真っ直ぐ支える力が落ちて腰に負担がかかることで痛みがでたり、血流が滞り発痛物質が放出されることでより痛みが強くなることにも繋がります。

腰痛に関わる筋肉は、腹直筋(腹筋)、脊柱起立筋(背筋)などがあり、この筋肉が衰えたり凝り固まることで、腰の負担が大きくなり、痛みにつながります。

〇腹直筋:いわゆる腹筋と呼ばれる筋肉。体幹の屈曲や回旋、側屈に関わる

〇脊柱起立筋:いわゆる背筋と呼ばれる筋肉。棘筋、最長筋、腸肋筋の三つの筋肉からなり、背骨を伸ばすなどの姿勢維持に関わる

衰えた筋肉を鍛えるためにもトレーニングは必要ですが、腹筋と背筋のどちらか一方を鍛えたとしても腰痛の改善にはなりません。バランスよく鍛えることが重要です。

まずは腹直筋のトレーニングです。

1 仰向けに寝て、両膝を立てます
2 両手は膝頭に当てます
3 息を吐きながらゆっくりと上体を起こします
4 上体を起こした姿勢を1〜2秒キープします
5 息を吸いながらゆっくりと元に戻します

これを5〜10回繰り返します。
反動を使わずゆっくり行うようにしましょう。

次に脊柱起立筋のトレーニングです。

1 うつ伏せに寝て、両肘を立てます
2 息を吐きながらゆっくりと肘を伸ばし、上体を起こします
3 上体を起こした姿勢を5秒間キープします
4 息を吸いながらゆっくりと元に戻します

これを5回繰り返します。
へそ下から骨盤辺りにタオルなどを敷いておくと腰の負担を軽くできます。

自宅でのトレーニングは毎日の継続が重要です。
お風呂上りや寝る前など時間が取れる時に行うのがいいかもしれませんね。

動きすぎても動かな過ぎても身体に不調が出てくるというのは中々ままならないものですが、自宅でできる運動を生活のうちに取り入れて体調を整えていきましょう。

しかし、自粛によって不調をきたすのは身体だけではありません。
自粛による疲れは精神にも影響を及ぼしてきます。
次回は自粛期間における心の疲れについて紹介していきます。

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