9月になってもまだまだ暑い日が続いていますが、みなさん体調崩してはいませんか?もう少し涼しくなってから運動を再開してダイエットに励もうと思っている山崎が今月のブログを担当いたします!
ダイエットということで、今日はダイエットの敵ともいわれる「脂質」についてお伝えしていこうとおもいます。
脂質は炭水化物と同様に、摂取するその量よりも、「どんな種類であるか」が重要です。脂質には主に飽和と不飽和の2種類の脂質があります。ほとんどの食品にはどちらも含まれていますが、常にどちらかを多く含んでいます。さらに、商用に生産された多くの食物には、自然にはほとんど存在しないトランス脂肪酸が含まれています。
それでは、それぞれを個別にみていきましょう!
☆飽和脂肪酸
飽和脂肪酸は一般に動物性ですが植物性のものもあります。一般的な飽和脂肪酸には、肉類・バター・チーズ・ココナッツ・パーム油があります。ほとんどの飽和脂肪酸は常温だと固体になっています。飽和脂肪酸を多く含む食事は、心臓疾患を引き起こす危険な要素の一つである血中コレステロールを上昇させます。また、飽和脂肪酸は結腸がん・前立腺がん・卵巣がんのような健康問題とも結びついています。専門家は1日の摂取カロリーのうち動物性の飽和脂肪酸が10%を超えないように推奨しています。
☆不飽和脂肪酸
一般的に、不飽和脂肪酸は血中コレステロールを下げるか影響を与えないとされており、血糖と血圧を下げるのに役立つ可能性があるという点で飽和脂肪酸よりも健康的です。ほとんどの不飽和脂肪酸は常温で液体、冷蔵下では固体もしくは半固体です。不飽和脂肪酸は主に一価不飽和と多価不飽和の2種類に分けられます。さらに、多価不飽和脂肪酸は、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸に分けられます。これはそれぞれ異なった方法で健康に影響を与えます。
一価不飽和脂肪酸は血中コレステロール値を改善し、インスリン値に良い影響を与えると言われており、心臓疾患や2型糖尿病のリスクを下げます。主な食物源にはオリーブや種実類、アボガド、およびオリーブオイルやキャノーラオイル、ピーナッツ油が含まれます。
オメガ3脂肪酸は脈拍を安定させ、動脈を詰まらせるトリグリセリドを減少させます。さらに動脈内の慢性炎症を冷やし、血液凝固を防止し、血圧を穏やかに低下させる効果もあります。これらすべては心臓疾患や脳卒中のリスクを下げます。世界中で行われた30の大規模研究の結果によると、週に1、2回オメガ3脂肪酸を多く含んだ魚を食べる人々は致命的な心臓発作のリスクを平均で36%減少させるということが分かっています。さらに多くのエビデンスによって、オメガ3脂肪酸は脳の正常な機能に効果があると分かっています。オメガ3脂肪酸は、サーモン・サバ・ニシン・イワシなどの魚に含まれています。
オメガ6脂肪酸はそれとは対照的で、過剰摂取すると炎症を増加させます。オメガ6脂肪酸の食物源には、ベニバナ・ヒマワリ・コーンオイルなど、いくつかの種実類があります。オメガ3とオメガ6の最適な比率における様々な意見がある一方で、私たちがオメガ6脂肪酸を必要以上に摂取し、オメガ3をほとんど摂取していない傾向にあるということに関しては専門家の意見が一致しています。
☆トランス脂肪酸

トランス脂肪酸は、植物油を使って食物の保存可能期間を延ばす過程で水素化される際に作られ、一部のマーガリン・クラッカー・クッキー・一部の揚げ物・部分的に水素化された食物油などに含まれます。水素化は多価不飽和植物油の飽和脂肪酸と同じような働きをさせ、LDL(悪玉)コレステロール値を上昇させます。したがって、栄養学者たちはトランス脂肪酸の摂取をできるだけ控えるように推奨しています。幸い、近年多くの人々がこのことを理解しているようで、過去数年において製造業とレストランは食物のトランス脂肪酸を減らしている傾向があります。2012年の研究では、2000年と2009年に白人男性から採血された血液サンプルの比較が行われました。この期間でサンプルのトランス脂肪酸値は58%低下し、同時にLDLコレステロールの減少も確認されています。

 

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